こんにちは!ヒライ王子です。
今回は、「教員から民間企業への転職って、できるの?難しい??」という疑問にお答えしたいと思います!
この記事を読むと…
★教員の転職事情についてわかる!
1.ヒライ王子が転職する決意に至るまで
1-1.転職しようと思うまで
自己紹介記事書いたように、王子は教員を経験後、企業に転職しました。
教員という仕事はずっと夢見ていた職業だったし、大変だし忙しかったけど、その分やりがいもあって、充実した仕事ができていました。
そんな王子が、なぜ企業に転職したのか?
その理由はズバリ、
ワークライフバランスが保てなかった…
別の記事で書いたように、教員の仕事はとても多忙でした。
休日に授業を作るという生活をしていたために、パートナーとゆっくり時間を過ごすこともできず、家庭全体のこともなかなか考えることができない時期が続きました(それでも、やりたい仕事を尊重してくれたパートナーには本当に感謝です)。
「これをずっと続けるのは、持続可能じゃないな…」と思い、「教員 転職」で検索をしたり、実際に転職サイトに登録したこともありました(←さらっと書いてますが、これ、のちの展開で少し重要になる出来事です)。
でも、やりがいはあるし、仕事としては楽しく充実していたので、実際に転職に行動を移すことはありませんでした。
1-2.転職活動本格化のきっかけ
しかしある時ついに、体調を崩してしまったのです。
原因は明らかに、疲労と睡眠不足によるものでした。
「このまま続けるのは、やっぱり持続可能じゃない」
「そういえば、転職サイトに登録していたし…別の転職サイトも…」
体調を崩したため、しばらくの間お休みをすることになった王子は、お休み期間中に自らのことを見つめ直すことになります。
そう思ってからは、もう勢いでした。
いくつかの転職サイトに登録し、興味のある求人を見るようになりました。
※王子が登録した転職サイト
①doda
②マイナビエージェント
③ミイダス
④Wantedly
2.教員の転職活動は難しい!?
2-1.転職の困難①:求められるスキルがない
上記のような経緯で、王子はついに求人に応募しよう!と考えるようになります。
が、ここで王子は教員から民間企業への転職に立ちはだかる壁にぶつかります。
それは…
民間企業への転職で求められるスキルが、教員にはあてはまらない
ということです。
たとえば、「○○(営業、事務、経理など)経験のある方」、IT関係であればその具体的な資格を持っているかどうかなど、企業への転職の場合、「すでに企業である程度の経験を有している」ことが前提になっていることが多いです。
※もちろん、探せば「未経験歓迎」求人も多くありますが…
教員は、多様な業務をこなしているため、ある意味では営業的な経験もしているし、ある意味では事務処理経験もやっているのですが、企業が求めているそれと合致しているのかどうかと問われると、微妙なことが多いのです。
そのため、自分が希望するような求人に応募できるかどうか、というところが、教員の場合はとくにシビアに感じられるかもしれません。
王子はここで、教員→民間企業への転職の難しさ・厳しさを感じました。
2-2.転職の困難②:教員をしながらの転職活動が大変
王子は、教員をやりながら転職活動を行いました。
ただでさえ多忙な教員生活を続けながら転職活動を行うことは、それはもう大変でした。
でも、1度転職を志したタイミングと勢いで転職活動を進めなければ、また多忙な教員生活に飲み込まれてしまって、転職活動ができなくなる…
そう思った王子は、隙間時間をうまく活用しながら、職務経歴書や自己PR、面接練習などに励みました。
3.教員→企業への転職活動で心掛けたいこと
企業への転職活動をした王子が、これから転職活動をしようかと悩んでいる方に向けて、王子なりのアドバイスをいくつかお伝えできればと思います。
①自分の実績をできるだけ「数値」でとらえて伝わりやすくする
これは王子が個人的に感じていることですが、教員の仕事は「肌感覚」が大事な仕事です。
たとえば、HRの生徒の様子から、その日の生徒(集団)の空気を察知する、生徒の些細な言動から生徒の変化に気づく、日々の生活の様子から生徒の成長を見出す…こんな感じです。
こうしたことは、教員としては非常に素晴らしいことだと思うのですが、
残念ながらこれは異業種にはなかなか伝わりません。
なので、できるだけ自分がやってきたことを「数値」でとらえて、実績風に書けるようにしておきましょう。
たとえば…
・○○な工夫をした授業を展開したら、授業アンケートの満足度が△△%上昇した。
・欠席・遅刻の多い生徒に対して適切な声掛けを行ったことで、その生徒の欠席・遅刻が△△程度減少した。
・△△人分の校内資料に誤謬がないかを正確に確認し、間違いなく書類を処理した。
上記は簡単な例なので実際にはもう少し整えて書く必要はありますが、
とにかく「数値」で自分がやってきたことの成果を書けるようにしておくと、説得力も増すので良いと思います。
②転職活動の(最終)期限を定める
先ほど述べたように、教員をしながらの転職活動は非常に大変です。
「どうしても転職したい!」との思いから、やみくもに転職活動を行うと際限がなくなり、身体を壊してしまいます。それでは本末転倒ですよね。
なので、
・教員として比較的余裕のある時期に転職活動を行う
・求人にエントリーする数は一定程度にとどめる
→一度に多数出すと、面接対策などに忙殺されてしまいます
・転職活動を行う時期のデッドラインを決める
→「ある時期までにうまくいかなければ、また期間をおいて次の期間に転職活動をしよう」というデッドラインを決めることで、メリハリをつける
などといった形で、「持続可能な転職活動」をすることをおすすめします。
場合によっては、退職後数か月を転職活動に充てる覚悟も必要かもしれません。
③本当に転職したいのか、改めて考える
これ、結構重要かもしれません。
転職には勢いが必要です。でも、勢いだけで転職活動をするときっと後悔をします。
王子も勢いだけで転職活動をしてしまっていた側面がありました。
でも最終的に、
「もし転職して企業が肌に合わなくて、教員に戻りたいと思っても、企業経験は無駄にはならないし、いい勉強になるはず。だから、転職しても後悔はない!」
と思い、教員からの転職を決意しました。
教員からの転職を考えている方は、転職して本当に後悔がないか、改めてよく考えてみてください。
それでも転職したい!という方を、王子は全力で応援します!!
いつか、企業に転職してみて感じた、教職と企業の違いなどについても記事にしようと思います。
それではまた!ヒライ王子でした☆彡